ペット保険比較トップ > ペットと保険のコラム > ペット保険は「愛」だ!
ペット保険に携わって15年、ペット保険は私たちヒトから言葉を話せないペットに向けた大きな愛。最近はつくづくそう思うようになりました。
保険会社や商品によっては病気が続くと補償を継続できないものがあったり、更新を断られるケースがあったりします。年齢条件や特定の大きな病気にかかっていたりするとそもそも保険に入ることができないケースもあったりと「本当に愛の証なの…?」と思いたくなるような場合もありますが、それでもやはり「愛」だと思います。私はそう考えています。
さてここで、一度「保険」の本来のあるべき姿、原理原則に立ち返ってみます。
保険の契約は契約者と保険会社の間で成立します。
しかし「保険システム」全体として大きく俯瞰してみると、そのシステムは契約者1人と保険会社間で完結するものではなく、契約者全員と保険会社で成り立つシステムです。その基本原則は多くの人がお金を出し合い困った人を助ける「相互扶助」なのです。
保険に入るということは、「皆(保険の契約者)で掛け金(保険料)をひとつの場所(保険会社)にプールしておき、病気やケガなどで大きな出費が必要となった時にはルールに則り、皆で貯めたお金に手を伸ばす権利が保証されている」ということです。 支払う保険料は皆でプールしたお金に手を伸ばす「権利料」ともいえます。
この金融システムを安定して運用するには大きな組織(保険会社)とその構成員(保険会社の社員さん)が必要ですから、家賃や人件費、幾つもの税金、社会保険料、その他多くの必要経費がかかります。それらは、皆さんが支払う保険金に含まれていますから、「払った保険料よりもらった保険金の方が多い、少ない」論がナンセンスなことはご理解いただけると思います。
支払う保険料の総額 > 受け取る保険金の総額
ペット保険業界全体として見た時に、この図式は不変で普遍なのです。
大切なことは、「大きな病気やケガをした時に、満足な治療を受けられないペットを減らすこと」です。
あなたの払う保険料は、あなた以外の誰かのペットの保険金として支払われますし、あなた以外の誰かが払う保険料はいつかあなたのペットの保険金として支払われます。
①払う保険料の方が多かったヒト
②受け取る保険金の方が多かったヒト
③払う保険料と受け取る保険金がほぼほぼ一緒だったヒト
①のヒトが多くないと「保険」という金融システムは成り立ちません。このシステムを皆で維持し未来に向けて永く運用し続けることで、全体として「満足な治療を受けられないペットを減らす」ことが可能になる。これがペット保険の大きな存在意義です。
つまり、私たちが保険会社に払う保険料は、「満足な治療を受けられないペットを減らす」という目的の大きな相互扶助システムに参加する「参加料」なのです
自分は受け取るよりも支払う額の方が多い可能性が高い。それでも「ペット保険」というシステムに参加し、治療費用が高いからと満足な治療を受けられないペットを減らす。
「数多くのオーナーの利他の精神で運営され、その動機はペットたち皆が満足な治療を受けられること」
私が「ペット保険は愛である」と考えるのもあながち間違っていないですよね。
・ペット保険は相互扶助:あなたの払う保険料は、その時に困っている誰かが使う。あなたが困った時はその時誰かが払った保険料を使わせてもらう
・保険料は権利料:多くの契約者でプールしたお金に手を伸ばす権利が保証されている
・保険料は参加料:多くの契約者で多くのペットの治療を支える「愛のシステム」への参加料
・ペット保険は愛!:そう思いませんか?
writter:日本のほけん 運営責任者 小林茂和
【ペット保険募集代理店】
合同会社東京六大陸
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