ロシアンブルーのペット保険比較
飼い主に忠実な、犬のような性格の猫。
ロシアンブルーのペット保険特集ページです。
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ロシアンブルーのペット保険特集ページです。
ロシアンブルーはシルクのような美しい被毛が特長です。注意したいのは腎不全や糖尿病、尿路結石症など。ロシアンブルーにぴったりなペット保険探しをお手伝いいたします。
ロシアンブルー
1. 年齢選択
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
ケガ | 病気 |
通院 | 入院 | 手術 |
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大20万円まで
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大28万円まで
補償対象外
補償対象外
【支払限度額】
1万2千円まで/日
【限度日数】
22日/年
【支払限度額】
1万2千円まで/日
【限度日数】
22日/年
補償対象外
【通院日額】
1万円まで/日
【通院日数】
20日/年
【通院日額】
1万4千円まで/日
【通院日数】
20日/年
補償対象外
【通院日額】
1万2千5百円まで/日
【通院日数】
30日/年
【通院日額】
1万2千5百円まで/日
【通院日数】
30日/年
【通院日額】
1万円まで/日
【通院日数】
20日/年
【通院日額】
1万円まで/日
【通院日数】
20日/年
【通院日額】
1万円まで/日
【通院日数】
20日/年
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大50万円まで
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大70万円まで
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大90万円まで
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大50万円まで
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大70万円まで
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間最大90万円まで
【通院日額】
5千円まで/日
【通院日数】
60日/年
【通院日額】
6千円まで/日
【通院日数】
60日/年
補償対象外
【1日あたりの支払限度額】
1万2千円
【年間支払限度日数】
22日/年
(注9)
【1日あたりの支払限度額】
1万5千円
【年間支払限度日数】
22日/年
(注9)
補償対象外
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間支払限度額の範囲内
【通院日額】
制限なし
【通院日数】
制限なし
※年間支払限度額の範囲内
※初回のケガは全額補償
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※手術とあわせて年間最大50万円まで
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※手術とあわせて年間最大70万円まで
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※手術とあわせて年間最大50万円まで
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※手術とあわせて年間最大70万円まで
【支払限度額】
1万2千円まで/日
【限度日数】
22日/年
【支払限度額】
3万円まで/日
【限度日数】
22日/年
手術を含む連続した入院に限り補償(手術1回につき10日まで)
【入院日額】
1万円まで/日
【入院日数】
20日/年
【入院日額】
1万4千円まで/日
【入院日数】
20日/年
【入院日額】
1万4千円まで/日
【入院日数】
20日/年
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※1入院あたり12万5千円まで
※3入院まで/年
※1入院とは、入院から退院までをいいます
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※1入院あたり12万5千円まで
※3入院まで/年
※1入院とは、入院から退院までをいいます
【入院日額】
2万円まで/日
【入院日数】
30日/年
【入院日額】
2万円まで/日
【入院日数】
30日/年
【入院日額】
2万円まで/日
【入院日数】
30日/年
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※年間最大50万円まで
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※年間最大70万円まで
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※年間最大90万円まで
補償対象外
補償対象外
補償対象外
【入院日額】
1万円まで/日
【入院日数】
30日/年
【入院日額】
1万2千円まで/日
【入院日数】
60日/年
【入院日額】
1万5千円まで/日
【入院日数】
30日/年
【1日あたりの支払限度額】
1万2千円
【年間支払限度日数】
25日/年
(注10)
【1日あたりの支払限度額】
1万5千円
【年間支払限度日数】
25日/年
(注10)
【1日あたりの支払限度額】
2万5千円
【年間支払限度日数】
25日/年
(注10)
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※年間支払限度額の範囲内
【入院日額】
制限なし
【入院日数】
制限なし
※年間支払限度額の範囲内
※初回のケガは全額補償
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※入院とあわせて年間最大50万円まで
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※入院とあわせて年間最大70万円まで
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※入院とあわせて年間最大50万円まで
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※入院とあわせて年間最大70万円まで
【支払限度額】
10万円/回
【限度回数】
2回/年
【支払限度額】
15万円/回
【限度回数】
2回/年
【手術限度額】
50万円/回
【手術回数】
2回/年
【手術限度額】
10万円/回
【手術回数】
2回/年
【手術限度額】
14万円/回
【手術回数】
2回/年
【手術限度額】
50万円/回
【手術回数】
2回/年
【手術限度額】
10万円/回
【手術回数】
1回/年
【手術限度額】
10万円/回
【手術回数】
1回/年
【手術限度額】
10万円/回
【手術回数】
2回/年
2回目は1回目と異なる手術に限る
【手術限度額】
10万円/回
【手術回数】
2回/年
2回目は1回目と異なる手術に限る
【手術限度額】
10万円/回
【手術回数】
2回/年
2回目は1回目と異なる手術に限る
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※年間最大50万円まで
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※年間最大70万円まで
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※年間最大90万円まで
補償対象外
補償対象外
補償対象外
【手術限度額】
手術:6万円/回
ガン手術:9万円/回
【手術回数】
2回
※手術・ガン手術通算して年2回
【手術限度額】
手術:9万円/回
ガン手術:15万円/回
【手術回数】
2回
※手術・ガン手術通算して年2回
【手術限度額】
手術:15万円/回
ガン手術:20万円/回
【手術回数】
2回
※手術・ガン手術通算して年2回
【1回あたりの支払限度額】
12万円
【年間支払限度回数】
3回
(注10)
【1回あたりの支払限度額】
15万円
【年間支払限度回数】
3回
(注10)
【1回あたりの支払限度額】
50万円
【年間支払限度回数】
3回
(注10)
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※年間支払限度額の範囲内
【手術限度額】
制限なし
【手術回数】
制限なし
※年間支払限度額の範囲内
※初回のケガは全額補償
通院:20万円
入院・手術:50万円
通院:28万円
入院・手術:70万円
入院・手術:50万円
入院・手術:70万円
72.8万円
122.4万円
100万円
60万円
84万円
128万円
85万円
85万円
110万円
110万円
110万円
50万円
70万円
90万円
50万円
70万円
90万円
87万円
147万円
94万円
最大
92.4万円
最大
115.5万円
最大
212.5万円
60万円
60万円
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ペット用車イス費用
支払限度10万円
ペット用車イス費用
支払限度10万円
ペット用車イス費用
支払限度10万円
-
-
-
-
-
-
葬祭保険金
3万円
高度後遺障害保険金
5万円
診断書費用保険金
1万円 / 年
葬祭保険金
3万円
高度後遺障害保険金
5万円
診断書費用保険金
1万円 / 年
葬祭保険金
3万円
高度後遺障害保険金
5万円
診断書費用保険金
1万円 / 年
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ペット賠償責任特約
ペット賠償責任特約
ペット賠償責任特約
ペット賠償責任特約
ペット賠償責任特約
-
-
-
ペットセレモニー費用
支払限度3万円
ペットセレモニー費用
支払限度3万円
ペットセレモニー費用
支払限度3万円
賠償責任特約
免責額適用特約
賠償責任特約
免責額適用特約
賠償責任特約
免責額適用特約
賠償責任特約
免責額適用特約
賠償責任特約
免責額適用特約
賠償責任特約
免責額適用特約
多頭割引
(2%~3%)
多頭割引
(2%~3%)
インターネット割引
(10%)
多頭割引
(2%~3%)
多頭割引
多頭割引
-
インターネット割引
インターネット割引
インターネット割引
多頭割引
(資料請求から申込のみ)
インターネット割引
マイクロチップ割引
無事故割引
(更新契約が対象)
多頭割引
(資料請求から申込のみ)
インターネット割引
マイクロチップ割引
無事故割引
(更新契約が対象)
多頭割引
(資料請求から申込のみ)
インターネット割引
マイクロチップ割引
無事故割引
(更新契約が対象)
多頭割引
(資料請求から申込のみ)
インターネット割引
マイクロチップ割引
無事故割引
(更新契約が対象)
多頭割引
(資料請求から申込のみ)
インターネット割引
マイクロチップ割引
無事故割引
(更新契約が対象)
多頭割引
(資料請求から申込のみ)
インターネット割引
マイクロチップ割引
無事故割引
(更新契約が対象)
多頭割引
(書面での申込のみ)
インターネット契約割引
(犬・猫プランのみ /
初年度のみ)
多頭割引
(書面での申込のみ)
インターネット契約割引
(犬・猫プランのみ /
初年度のみ)
多頭割引
(書面での申込のみ)
インターネット契約割引
(犬・猫プランのみ /
初年度のみ)
ー
ー
ー
インターネット割引
多頭割引
マイクロチップ割引
無事故継続割引
インターネット割引
多頭割引
マイクロチップ割引
無事故継続割引
ロシアンブルーの寿命と年間平均治療額
ロシアンブルーの
年間平均診療費 ※1
66,831円
※1 アニコム損保「家庭どうぶつ白書2016」猫の品種ごとの年間診療費より抜粋
au損保 : B16C310733(1704)
アイペット : 募2407-100(26.05)
アニコム損保 : W1710-0034
FPC : TORO-KY231124-108(24.10)
日本ペット : B21-019(210524)
SBIプリズム少短 : JACAP202100164
PS保険 : PC210609
楽天損保 : R232005597
イーペット : EPHPAG018-013
【ペット保険募集代理店】
合同会社東京六大陸
神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-9-18 R1
【代理店の立場】
当社は保険会社の代理店であり当サイト上で保険契約の締結の媒介を行うものです。保険契約締結の代理権および告知受領権は有しておりません。
ロシアンブルーは、ボイスレスキャットと呼ばれるほど物静かな猫です。
一方で警戒心が強く、神経質なため環境の変化や食事の変化にも敏感です。
神経質なためか、平均寿命は12歳程度と一般的な猫の平均寿命と比べて短めです。
寿命を少しでものばすには、食事のバランス、ストレス解消のための運動を行うとよいでしょう。
ロシアンブルーの性格は、警戒心が強く、神経質で家族以外の人間、動物には強く人見知りをします。飼い始めた当初は飼い主に対しても警戒をしますが、家族だと認識すると非常にフレンドリーになり献身的な愛情をしめします。そのため「犬のような猫」ともいわれることもあります。
ロシアンブルーの身体的特徴は、銀色でブルーがかった光沢のある被毛と、エメラルドグリーンの眼です。被毛の柔らかさ、毛並み、眼の色がグリーンでなければキャットショーでは、ロシアンブルーとして認められません。
ロシアンブルーは物静かな猫のため、あまり遊ぶことが好きではないと思われがちですが、実際は一般的な猫よりも運動神経は高く、遊びも好きです。
キャットタワーでの上下運動やおもちゃを使った遊びを定期的に行うことで、運動不足によるストレスの緩和や肥満防止にも繋がります。
ロシアンブルーは、太りやすい体質である事を前提に食事管理をしてあげましょう。
とくに、避妊手術・矯正手術後は太りやすく、しなやかな容姿も見る影もなくなります。 欲しがるままにご飯をあげてしまうとすぐにまん丸く太ってしまいます。可愛らしい外見のためか太めの猫を好きな方もいますが、先々の健康を考えると、おすすめできません。 特に避妊・去勢した猫は肥満になりやすいため、食事管理には注意が必要です。
体重については猫のそれぞれの体格差から適正体重が異なります。ロシアンブルーの平均体重は一般的な猫よりもやや軽めで、オスで5〜6kg メスで3〜4gです。こうした平均体重はあくまでも目安になります。人が身長などの個人差からBMI値(体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m)))で肥満度を測定するように、皮下脂肪の付き方をで肥満度を測定するボディコンデイションスコア(BCS)がありますので、こちらを参考にするのが良いでしょう。
チェックの方法は、手を背中・肋骨・お腹に優しく這わせて調べます。肋骨には、触れてすぐわからなければ太りすぎで、見ただけでわかるならば痩せすぎです。理想体重の猫は、「肋骨は皮下脂肪を通して触れることができるが、外見からはわからない。上から見るとわずかに腰のくびれがある。脇腹にヒダがある。」と定義されています。(ボディコンデイションスコアのもっと詳しい情報はかかりつけの動物病院に問い合わせてください。) また、自己チェックだけでなく定期的に動物病院で健康診断や体重チェックを受けることで体重管理をしていきましょう。
ロシアンブルーの毛の構造はダブルコートになっており、アンダーコートが春から夏に生え変わり、秋から冬にも寒さに備えた毛に生え変わります。
短毛のため特別なブラッシングは必要ありませんが、毎日一回程度のブラッシングか、少なくとも換毛期に定期的にブラッシングすると毛玉になることも防ぐ事ができます。 脱毛やフケが目立つ、皮膚に炎症や湿疹がみられたら病気の可能性がありますのですぐに動物病院で診てもらいましょう。
ロシアンブルーは、基本的に体が強く健康な猫種で、遺伝性疾患の報告もありません。しかし、尿路結石症(尿石症)や腎臓病などの発生が比較的多く、泌尿器系の疾患には注意が必要です。
また、おとなしく従順な性格のわりに食欲があるので、肥満になりやすい猫種です。肥満は筋肉や関節に負担がかかり、ねんざや関節炎になりやすくなります。また、呼吸器や心臓への負担が増えるので心臓病や呼吸不全のリスクも高くなります。糖尿病も肥満が原因で起きる病気です。さまざまな合併症を引き起こす危険があるので、適切な食事と運動が大切です。 特に糖尿病は、一度罹患してしまうと、完治はしない病気ですので、体重管理には注意が必要です。
一生を通して気にする傷病 | |
尿路結石症 (尿石症) |
猫下部尿路疾患(FLUTD)の代表的な病気の一つです。何らかの原因で腎臓や尿管、膀胱、尿道の中に結晶や結石が形成され、形成された結石が膀胱や尿道を傷つけたり、尿道に詰まったりします。結石の大きさは砂粒くらいの小さなものから、数cmとなり、大きさや成分によって治療法が変わります。 ※猫下部尿路疾患(FLUTD)とは、膀胱から尿道までの下部尿路に起こるさまざまな疾患や症状の総称で、尿路結石、膀胱炎、尿道炎、膀胱周辺の腫瘍、尿道閉塞、尿路感染症など、一つまたは複数の病気が合わさって起こります。特に多く発生する疾患が、膀胱炎と尿路結石です。 尿路結石症を含む、猫下部尿路疾患(FLUTD)はすべての猫種で発生します。猫の病気の約半数は泌尿器系疾患です。約5頭に1頭が膀胱炎・尿石症を発症したという報告もあります。泌尿器系の疾患では猫下部尿路疾患の他に腎臓病が多く発生しますが、腎臓病は老齢期の猫で多く発生しますが、猫下部尿路疾患は1〜3歳のごく若い年齢から発症しますので生涯にわたって注意が必要です。 |
糖尿病 | 糖尿病とは血糖値(血液中のグルコース=糖)が常時病的に高く、糖を体が吸収できなくなり様々な症状・障害を引き起こす慢性疾患です。「糖尿病」という病名は、通常では尿からは検出されないグルコース(尿糖)が糖尿病では検出されることから由来しています。 しかし、「血糖値が高い、尿糖が出た=糖尿病」というわけではありません。 猫においては、興奮していると正常な猫でも血糖値が一時的に高くなることがあります。(ストレス性高血糖)猫はストレスを感じやすく、診察や検査のストレスでストレス性高血糖を起こしやすい動物ですので、1回の検査で高血糖・尿糖がみられたからといって糖尿病とは限りません。 糖尿病には「インスリン依存性糖尿病(Ⅰ型糖尿病)」と「インスリン非依存性糖尿病(Ⅱ型糖尿病)」の2つの種類があります。 上記の分類はヒトの糖尿病を猫に当てはめた考え方で、本来は猫の糖尿病のタイプは①「インスリン抵抗型」②「インスリン不足型」③「その他(ホルモン誘発性)」の3種類に分けられています。 ただし1型2型分類は猫の糖尿病についてわかりやすく説明するために、この分類を使う獣医師も多いことを念頭に置いてください。 猫はインスリン非依存性糖尿病(Ⅱ型糖尿病)・(3分類では「インスリン不足型」)が圧倒的に多くみられます。(犬はⅠ型が多い) 中齢〜高齢で発症しやすく、オス猫、肥満猫でも発症が多い傾向があります。 主な症状は、頻尿(頻繁に尿をする)、多食にもかかわらず太らない・痩せてきた等の症状が初期で見られます。 重症化してくると、頻繁に嘔吐や下痢をする、食欲不振、痩せる、元気消失、黄疸(白目、口腔粘膜が黄色くなる)、膀胱炎などの感染症を繰り返し治りにくいという症状がみられます。 さらに、ケトアシドーシス(ケトン体という有害物質が代謝されず体に蓄積してしまう状態)にまで進行すると、昏睡状態に陥ります。この状態は非常に危険で、死亡することも少なくありません。 さらに、糖尿病になっている猫が、脂肪肝の一種の「肝リピドーシス」という病気を起こしているケースも多くみられます。 治療は、体が糖を吸収するのを助け、症状を改善させることを目標に行います。 治療の中心は、インスリンの投与と食事療法になります。 インスリン投与は、獣医師の指示の下で飼い主が自宅で適切にインスリン注射を行う必要があります。適切なインスリン投与を行わないと、インスリンの過剰投与による重度の低血糖を引き起こしたり、インスリンの効果が全く得られないため高血糖状態になってしまいます。 また、猫の血糖値や状態によってインスリン投与量や回数を定期的に見直す必要があります。 食事についても、血糖値や猫のフードの食べ具合によっても与え方を変える必要があります。 いずれにしても、獣医師が猫の状態・症状(食欲・元気・体重・血糖値)を把握して、飼い主さんの希望、飼い主さんが積極的に介護できるか、治療反応から総合的に治療計画をたてていきます。 猫の糖尿病は治療によって、インスリン等の治療が必要なくなる(寛解と呼びます)ことが人や犬より多くみられる一方、なかなか血糖値が安定しない場合も多いという特徴があります。血糖値が安定しにくい場合は、腎臓病、副腎皮質機能亢進症、膵炎、尿路感染症、口内炎、腎不全、肝不全、心不全、甲状腺機能亢進症、腫瘍などの併発疾患がみられることも少なくありません。 寛解後も、再発の危険があるため獣医師の指示の下、療法食は続けましょう。 |
幼年期のロシアンブルーは、穏やかで一般的には体も強い猫種です。
食欲が旺盛気味な猫種のため子猫の時は特に身近なものを異物誤飲・誤食してしまうことがあり注意が必要です。
幼齢期に気にする傷病 | |
異物誤飲・誤食 | 異物誤飲・誤食は猫と生活する中ではポピュラーな事故で、特に子猫の段階では、何が危険なのか、分からず、口にしてしまうため、頻発します。 人間の幼児や犬にも起こりやすい事故ですが、猫も好奇心から何気なく口にして飲み込んでしまいます。 ロシアンブルーは穏やかな猫ですが子猫の時期は子猫特有の好奇心から、異物誤飲・誤食を起こすことがありますので注意が必要です。 異物誤飲・誤食事故の種類としては、 ●雑貨、おもちゃなどの日用品を飲み込んでしまうケース ●人用の食べ物を食べて中毒を起こすケース ●猫の食事をのどに詰まらせてしまうケース などが挙げられます。 また、具体的に猫が誤飲しやすいものは以下です。 ●雑貨関係 (布、ティッシュ、アルミホイル、糸、リボン、輪ゴム、ヘアゴム、ピアス、イヤリング、ビニール袋、串、ようじ、綿棒など) ●猫用のおもちゃ (紐が付いているや、動物の毛でできているもの、咬みちぎれるもの) ●食物 (ネギ類、チョコレート、ココア、貝類、青身魚、イカ、タコなど) 異物誤飲・誤食した場合、物がつまるのは、「喉」「食道」「胃」の3箇所です。 喉にものがつまると、気道を圧迫するので、呼吸困難を引き起こし、胃で詰まっている場合は、消化できない異物が胃の粘膜を傷つけます。 異物が腸まで到達してしまうと、大きさによってはその場にとどまり続け腸閉塞や壊死を起こし、命に関わることがあります。 ただし、大腸まで到達すれば、そのまま便に交じり排泄される可能性が高いようです。 便に出る可能性が低い大きなものや、「食道」「胃」で異物がとどまってしまった場合、内視鏡手術か開腹手術を必要とする場合もあります。その場合治療費用も10万円以上と高額になりがちです。 誤飲・誤食はペット保険に加入していても保障対象外となる場合もあり、死亡事故も多いので、できる限り飼い主が注意をし、防止していきましょう。 |
成猫期に気にする傷病 | |
尿路結石症 (尿石症) |
尿路結石は1歳でも発症の報告があり、常に注意が必要な疾患です。 尿石の原因は尿のpHやミネラルのバランスと猫の体質が大きな要因と言われています。食事の内容やあまり水を飲まないで濃い尿をするなどの生活習慣が大きく関わっています。また、膀胱結石では、膀胱内に細菌感染があると結石ができやすくなるため膀胱炎とも密接な関係にあります。 猫に多い代表的な結石の種類は、尿がアルカリ性に傾くことでできる「ストルバイト」と酸性に傾くとできる「シュウ酸カルシウム」の2つです。 尿路結石症の発生率には性別は関係ありません。しかし、オスは尿道が細長くてカーブしている部分があり、先端も細くなっているので、結石が尿道に詰まるいわゆる「尿道閉塞」の状態になり、重症になりがちです。結石が原因で尿が排泄できなることで、「尿毒症」になるとすぐに適切な治療をしないと死亡することもある緊急性の高い疾患です。肥満の猫も発生率が高いと言われています。 また、気温が寒くなると猫の飲水量が低下するため、冬場に多く発生する傾向があります。 トイレに行く回数が増える、頻繁にトイレに行くのに尿が少ししか出ない、トイレでうずくまっている、尿をするときに痛がってなく血尿が出る、トイレ以外の場所で粗相をする、落ち着きがなくなるなどの症状が現れます。尿と一緒に砂状の結晶や結石が出て、猫砂やシートの表面がキラキラ光って見えることもあります。尿道閉塞が起こり、2日以上尿が全く排泄されないと尿毒症になり、命に関わる危険な状態を引き起こしますので、上記の症状がみられたら直ぐに動物病院を受診しましょう。 治療は、軽度の場合は、結石を溶かす薬や療法食で行います。膀胱や腎臓に砂状ではなく大きな石がある場合や療法食で溶けない成分の結石がある場合は、膀胱や尿道を切開する手術で取り除くこともあります。尿道閉塞になっている場合は、尿道口からカテーテルを入れて尿道を洗浄し、詰まっているものを流し出します。詰まっている結石が取れない場合や、オスで再発をくり返す場合には、会陰部尿道瘻設置術(ペニスを整形して尿道広げる)という手術を行うこともあります。 尿路結石症(尿石症)は予防が大切です。結石ができる原因として食事内容も関わっているので、ミネラルバランスがよく、適切なオシッコのpHをコントロールする適切な食事を与えるようにしましょう。猫は冷たい水を好まないことが多いため、冬場はぬるま湯をのませるなどの水を上手にたくさん飲ませる工夫をすることも大切です。適度な運動は肥満防止と水を飲む量を増やす効果もあります。 そして、猫が排尿を我慢することがないように、トイレはいつも清潔にしておくこと、またトイレを複数置いておく、冬場は暖かい場所にトイレを置くことも病気の予防につながります。 また、結石を溶かすことに成功した、あるいは手術によって結石を摘出しても、常に再発の危険性がありますので、治療後も適切な管理が必要になります。 |
糖尿病 | 糖尿病には「インスリン依存性糖尿病(Ⅰ型糖尿病)」と「インスリン非依存性糖尿病(Ⅱ型糖尿病)」の2つの種類があります。 猫・犬ともに起こる病気ですが、猫は雄の発症が圧倒的に多く、Ⅱ型の発症例の方が多い傾向にあります。発症年齢は個体差がありますが、5才から6才頃から散見されています。全猫種に起きる疾病ですが、好発種は、バーミーズ、 ノルウェージャンフォレストキャット、 トンキニーズなどです。 ロシアンブルーでは、肥満が原因となり発症する事が多いです。 「インスリン依存性糖尿病(Ⅰ型糖尿病)」が一般的で、細胞が血中の糖分を吸収する働きをする「インスリン」というホルモンが、膵臓から分泌されなくなることで発生します。原因はよくわかっていませんが、遺伝的要因や肥満、感染、免疫介在性膵炎など、複数の要因が重なりあって起こっていると考えられています。 「インスリン非依存性糖尿病(Ⅱ型糖尿病)」は、インスリンは分泌されているものの、その効き目が弱くなっているために発生します。 水を大量に飲み、尿量が増える(多飲多尿)、食欲があるにもかかわらずやせていく、皮膚炎や膀胱炎になりやすい、眼球が白くにごる(白内障)等の症状がみられます。 治療はインスリン注射を生涯にわたって続けることが基本です。投与量や回数は、症状やインスリンの効果によって決定されるため、定期的な検査を行う必要があります。また、インスリン注射の効果を高めるため、肥満の改善や避妊手術、感染症の治療や他の基礎疾患の治療を行います。 糖尿病の予防は、適度な食事と運動を心がけ、肥満にならないようすることが大切であります。 |
ロシアンブルーに限らず全ての猫種で、老年期にかかると、慢性腎不全の発症が増加します。
本来尿を作る働きをしている腎臓が障害を受け、老廃物の排出が正常に行われなくなり、腎臓の働きが75%以下に低下してしまうと「腎不全」と呼ばれるようになります。 腎不全には、急性腎不全と慢性腎不全があります。
老年期に気にする傷病 | |
急性腎不全 | 短期間(数時間から数日の間)に急激に腎臓の機能が低下し、体内の水分状態を正常に保てなくなる状態を指します。 原因が生じた場所によってさらに腎前性、腎性、腎後性の3つに分けられます。 急性腎不全を発症する原因は、 ①前腎性の場合:腎臓に流れ込む血液量の減少により、腎臓のろ過機能が低下した状態でおこる、脱水、出血、ショック、心臓病が原因となります。 ②腎性の場合:脱水や出血、ショック、体温の変化、火傷、腎臓の血栓などから起こる血流の減少。または、抗菌薬や、抗真菌薬、抗がん剤、非ステロイド、有機化合物、重金属など、腎毒物性のある薬剤の影響。免疫介在性疾患、感染症、カルシウム血症など、幅広い腎臓自体の障害により発症します。 ③腎後性の場合:尿管、尿道、膀胱のいずれかの障害により、尿が体外に排出されなくなることにより発症します。 治療は、まず点滴を行い、点滴によって改善がみられない場合は症状に合わせた投薬を行います。腎後性で尿道閉塞などが原因の場合は、点滴と併せて尿道の閉塞を解除する処置を行います。前腎性、腎後性急性腎不全の場合、その原因がなくなれば病状は改善しますが、長引くことにより腎性腎不全を併発することがあります。 |
慢性腎不全 | 慢性腎不全は様々な原因により徐々に腎臓の機能が低下していきます。老化もその原因の一つでありますので、高齢になるにつれて発症率が高くなります。機能が低下した腎臓は治ることはなく、次第に悪化していきます。 症状は、初期では多飲多尿がみられます。重症になると食欲不振、嘔吐、下痢や便秘、口臭(アンモニア臭)、体重減少、脱水症状、毛ヅヤが悪くなる等の症状があらわれはじめます。末期になると、貧血、高血圧、尿毒症による痙攣や意識障害起こし死亡に至ります。 慢性腎不全はまず、尿を濃縮する能力が低下し多尿となり、不足した水分を補うためよく水を飲むようになる「多飲多尿」という症状があらわれます。さらに症状が進むと、尿として排出されるはずだった老廃物がたまり高窒素血症、尿毒症をおこし、全身に障害を及ぼします。 慢性腎不全の原因には腎臓機能を低下させる病気が考えられます。しかし加齢による腎機能低下によるところの発症が大きく、直接的な原因が分からない場合も多くあります。 慢性腎不全の原因となる疾患の例として、尿細管間質性腎炎、糸球体腎炎、腎アミロイドーシス、腎盂腎炎、多発性嚢胞腎、腎臓腫瘍、急性腎不全が挙げられます。 機能が低下した腎臓は治療しても元に戻ることはなく、徐々に悪くなるため、進行を抑える治療と尿毒症による食欲不振や悪心といった症状を和らげる治療が中心となります。進行を抑える治療では、定期的な輸液や血圧を低下させる薬などの投与が行われます。腎臓病用の療法食や毒素を吸着させるサプリメントなどの食事療法や、ストレスのコントロールも有効です。出来るだけ症状を緩和させ、腎臓の負担を軽くします。一部の限られた施設では、透析療法や腎移植なども行われていますが、治療費が非常に高額になるため一般的な治療法ではありません。 予防法は、腎不全を引き起こす病気を防ぐためのワクチン摂取、しっかりとした水分補給、ナトリウム摂取の制限が挙げられます。 また、定期的に尿検査、血液検査を受けることで早期発見することも重要にな予防対策の一つです。 |
ロシアンブルーの起源はじつは、ロシアではない…!?
ロシアンブルーの起源には諸説あり、おそらくロシアで自然発生した猫が起源であるというのが有力な説となっています。
しかしながら、現在の銀色でブルーがかった光沢のある被毛と、エメラルドグリーンの眼というロシアンブルーの特長は自然発生で固定されたものではなく、ブリーダーたちの努力で作られた物です。
19世紀〜20世紀初頭では呼び名もロシアンブルーではなく、アークエンジェルキャットとよばれその他にはフォーリンブルー、スパニッシュキャット、マルティーズキャットなどとも呼ばれていました。 起源にあるロシアンブルーはヨーロッパを中心に愛好家が多くいましたが、第二次世界大戦中に多く数を減らし、絶滅寸前まで数を減らしました過去があります。そのためイギリスや新大陸アメリカの愛好家たちの努力により、ブリティシュ・ブルーとシャム猫との交配により数を戻し今の特長に近い猫種になっていったのです。また眼の色はもともと黄色で、稀に美しいエメラルドグリーンの猫が生まれこれを固定化させ、ロシアンブルーの必須の特長としました。
こうした事実から、厳密には現在のロシアンブルーはイギリス産であるといわれることがあるのです。