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小田誠さんコラム 第3回

第3回 2014年からスタート 非課税投資口座

ニーサとは、2014年1月からスタートする予定の少額投資非課税制度のことです。
イギリスのアイサとよばれる個人貯蓄口座の制度を参考に、日本でも開始されようとしています。ニーサ口座を開設し、その口座で取引をすることで税金の優遇を受けることができるというわけです。現在すでに投資をしている方、あるいはこれから始めたいと思っている方は必ずこの制度を知っておく必要があるでしょう。

【NISA口座について】

非課税対象 上場株式・公募投資信託の配当・分配、譲渡益 ※1
非課税投資額 口座開設年に新規投資額で100万円を上限
(未使用枠は翌年以降に繰り越し不可)
非課税投資総額 最大500万円 (100万円×5年)
保有期間 最長5年間、途中売却は自由(売却部分の枠は再利用不可)※2
口座開設数 原則1人1口座
開設者 その年の1月1日において20歳以上の居住者
口座開設期間 2014年から2023年までの10年間の各
  1. ※非課税の対象となる金融商品は証券取引所に上場している株式等、外国の証券取引所において売買されている株式等、ETF、J-REIT、株式投資信託など。
  2. ※非課税の期限内である5年以内に途中売却することは自由であるものの、いったん売却してしまうとその売却分の非課税枠は再利用不可 譲渡損失が発生した場合には、所得税および住民税の計算上、他の上場株式等の譲渡益と損益通算することができず、翌年以降に損失を繰り越す事ができない。

【NISA口座開設方法】

  1. 非課税口座を開設する金融機関に「住民票の写し」と「申請書」を提出
  2. 「住民票の写し」と「申請書」を受け取った金融機関は、税務署に非課税口座の重複がないかの確認を実施。
  3. 税務署から「確認書」が交付される。
  4. 手続きが完了。口座開設される。
  1. ※金融機関では申込み書類の受付後、税務署を通じて二重申込みの有無を確認します。
    この確認手続きは4週間~6週間かかる見込みです。詳細は申し込む金融機関にお尋ねください。

【注意点】

  1. 2013年12月に発表された2014年税制大綱において2015年1月から毎年口座を変更することが可能になる事が明記されました。口座開設の選択肢も広がってきております。
  2. 5年間の非課税期間中に途中売却することは自由にできますが、売却部分の投資枠を再利用することはできません。非課税枠を利用しつつ、途中で別の商品に買い替える事は出来ないことになります。
  3. 現在お持ちの口座(一般口座や特定口座)で保有しているものを移管することはできません。新たに購入した上場株式や投資信託などが対象になります。
  4. 100万円に達した後、配当・分配金等は再投資できません。

【まとめ】

2014年よりNISA口座がはじまります。非課税枠があるからといって投資戦略を練らずに闇雲に投資をすることは得策ではありません。
ライフイベントを考えた上で何時使う資金なのか、期待収益はいくら位を目指すのか、その中でリスクはどの程度あるのかをしっかりと確認して行うべきであります。
普段の投資戦略と一緒だと思います。非課税枠があるため、投資経験の浅い方には良い機会ではないでしょうか。また、ベテラン投資家からしたら投資金額100万までというのは物足りないのかもしれませんね。
金融機関を選ぶのも商品を選ぶのも多くの選択肢から選ぶ為、何を基準にしたらというのは迷いどころかと思います。
ポイントとして、自分自身で全てを管理できる方には、手数料が安いネット系証券会社でNISA口座開設はいかがでしょうか。
また、一人では心配で情報も色々とほしい・投資についての勉強もしたいという方には担当者が着き相対で取引している証券会社や銀行・FPで口座開設する事をお勧めします。

商品につきましてもその方の投資経験によって違いがあるかと思います。
分散投資の観点から見て上場投資信託(ETF)・投資信託などから始めてみてはいかがでしょうか。

2014年が皆様にとって素晴らしい一年になる事を祈念しております。

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