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小田誠さんコラム、記念すべき第1回

第1回 「家計におけるライフプランニングの重要性 -真っ暗な夜道をヘッドライト灯けずに運転できますか?-」

コラム第一回
「家計におけるライフプランニングの重要性」
~真っ暗な夜道をヘッドライト灯けずに運転できますか?~

小田誠さん

初めまして、小田ファイナンシャル・コンサルティング 代表の小田誠です。
記念すべき第一回目のテーマは「家計におけるライフプランニングの重要性」です。
質問を交えながらご案内します。どうぞ最後までご一読ください。

早速、皆さんに質問です。
Q1「旅行に行く際に予定を立てる派?立てない派?」
流石に行先を何処にするかは決めますよね(笑)

旅の道中、何を見ようか・何を食べようか、どこのホテル・旅館に泊まろうかetc… 
特に日程が長い旅行や大切な方との旅行ほど綿密に練りますよね。
約8割の方が計画を立てて旅行するといわれています。
理由は単純です。
「旅行を失敗したくないから」だそうです

さて皆さん、旅行よりも遙かに長い人生ですが、計画していますか?
特に生活に密着したお金=家計について真剣に考えていますか?
この質問をすると下記の回答が返ってきます。
1. 考えているが忙しくて何もしていない
2. 何とかなるだろう。深くは考えていない。
3. 困ったら、親・兄弟姉妹に相談するので大丈夫。

ライフプランについては考えが甘いのではないでしょうか。
これからの社会は自分で自分の身を守る時代です。国や会社が個人を守る時代は終わりを告げてきております。
どのようなライフプランにせよ、それを実現するには資金的な裏受けが必要になります。
特に給与体系や退職金制度が様変わりし、公的年金受給額の水準低下が予想される現在、一昔前のように無策でも安心して老後が迎えられるとは限りません。日本は平成19年より超高齢化社会に突入しております。効果的な資金計画を早めに行う必要性が増しています。

そこで人生設計=ライフプランニングが必要なのではないでしょうか。
ここでライフプランニングの主なメリットを3つ挙げさせて頂きます。

1. 将来の漠然とした不安を明確にし、予測をすることで事前対応が可能になる。
2. 早いうちからの人生設計で、教育、住宅、老後生活などに的確に対応できる。
3. 生きがい、趣味、家族などの総合的な見地から見つめ直す事で幅広人生設計ができる。

最後にもう一つ質問です。
Q2「今手元に1億円あったらどうしますか?」
まずは住宅購入かな。。。 世界1周旅行しようかな。。。 子供の為に貯金かな。。。

夢が膨らみますよね。でもちょっと待ってください。今、頭の中で想像したことは1億円ないと諦めますか? それとも計画して何とか手に入れようと頑張りますか?
ライフプランニングの重要性はこういった時に発揮してきます。
今後の予定を具体的にイメージすることで、いつ、いくら必要なのか。
資金対策を早めに立てる事で充実した人生になるのではないでしょうか。

人生には夢がたくさんあります。あなたの夢はどんな夢ですか?
その夢を叶えるために何が必要だと思いますか?
夢を叶えるためには、将来を見通したライフイベントに基づくプランが必要です。
ご自身が叶えたいライフイベントと必要資金を把握して、現状の資金計画で問題がないかをチェックすることです。事前に対応策を考える事でこれからのライフプランがより具体的になります。
ライフイベントを計画しないで進む事は真っ暗な道をヘッドライトつけずに進む事と同じです。
少しでも多くの方が重要性に気づき計画ある人生を選択して頂けることを望んでおります

【プロフィール】
小田 誠(おだ まこと) 
1978年11月19日生 新潟県出身

大学卒業後、酒類・食品商社へ入社。仕事に追われ自宅と会社の往復生活を送る。 友人の紹介でファイナンシャル・プランナーと出会い今までの無知、無駄を知り 自身がファイナンシャル・プランナーを目指す。 その後、大手金融機関のFP事業部へ転職し、4年間で350世帯に及ぶライフプランを作成する。 その後、品質の高い・より幅広い提案を確立する為、また、長期的な信頼関係を構築する事を目指し独立FPへ。

家族構成は、妻、子供2人(長女・長男)、犬1匹(ビーグル犬)。 東京都 北区王子在住。

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