海外旅行を計画したら
まずやるべき7つのこと

(1)パスポートの有効期限の確認

海外旅行の場合に特に気をつけなければいけないのはパスポートです。出発の時に忘れたら出国できないのはご存知の通りですが、注意が必要なのはパスポートの有効期限です。国によってはパスポートの有効期限が３ヶ月〜半年以上残っていないと入国できない国も多くあります。長期滞在予定の場合はさらにそれ以上の有効残存期間が必要になります。国によって異なりますし、その国の政策や情勢によって予告なく変更になる場合がありますので、日本にある各国の大使館などに事前に確認しておきましょう。

残存期間が不足している場合は切替申請が必要になりますので、パスポートセンターなどで余裕を持って申請しておきましょう。

パスポートをそもそも持っていない方は早めの申請を。申請から取得まで通常１週間ほどかかります。

(2)渡航先のビザの必要性の有無の確認

海外の国に行くには基本的にはパスポートだけでなくビザ（査証）という滞在許可が必要です。
しかし、現在は頻繁に渡航者が行き来するような国ではビザがなくてもほとんどが90日間の滞在を許可しています。そういう国へ行かれる方はパスポートだけでOKですが、ビザが必要な場合は事前にビザを取得しておく必要があります。申し込んだ旅行会社から案内がありますが、行き先を検討している段階でしたら事前に日本にある渡航国の大使館、領事館のホームページなどで確認しておいたほうがよいでしょう。

主なビザ不要国
アメリカ（別途ESTAの申請が必要）、カナダ、EU諸国、英国、スイス、ノルウェー、韓国、台湾、中国、シンガポール、タイ、インドネシア（30日以内の観光のみ）、他

主なビザ必要国
オーストラリア、ミャンマー、カンボジア、ロシア、インド、ブラジル、他

(3)国際免許証の取得

現地で車を運転をする場合免許証が必要です。ジュネーブ交通条約の締結国（アメリカ、イギリス等を始め同条約加盟国）においては国際免許証を所持することで車を運転することができます。国際免許証は免許証を発行している機関で取得が可能です。（基本的に当日発行されます。）

(4)スーツケースの確認

見落としがちなのがスーツケーツです。使用頻度が少ないとクローゼットの奥にしまってあっていざ使おうとすると鍵が開かなかったり、閉まりが悪かったり、ヒビが入っていたり、タイヤがボロボロだったり、前回の旅行が終わった時に、次に行く時に買えばいいと思ってしまっていたのを忘れて旅行前日に気がつくという悲劇にならないように今のうちに確認しておきましょう。

スーツケースはレンタルすることも可能です。一人暮らしなどで家にスーツケースを置いておくスペースがなく、年に１、２回しか使わないという方ならレンタルしてみるというのアリですね。

(5)キャンセルポリシーの確認

海外旅行を申し込んだはいいけど、出発はまだまだ先のこと。何か急な事情ができて旅行に行けなくなる可能性も全くないとは言えません。出発直前でのキャンセルはキャンセル料が発生します。事前にいつからキャンセル料が発生するのか確認しておきましょう。

しかし、当日風邪などで寝込んでしまうこともあるかもしれません。出発前日や当日の出発前などの直近でのキャンセルはほとんどの場合、最低50%はかかってしまいます。出発当日病院などに行ってキャンセルの連絡できずに出発時刻を迎えてしまうと100%のキャンセル料が発生します。そういった場合に備えるために旅行キャンセル保険を検討してみてはいかがでしょうか。

(6)海外用レンタルWiFiの検討

海外に行った際のインターネット環境は昨今とても重要です。インターネット環境があれば、SNSを使っている人は旅行先でも気分をシェアしたいと思った時にインスタやfacebookなどに投稿できますし、GoogleMapsを使えば初めて訪れる地でも迷うことがありません。グループでの旅行でひとつのWiFiを友達とシェアすることも可能です。海外用レンタルWiFiの比較なら弊社の比較サイト「海外携帯続々レンタル中」を参考に検討してみてはいかがでしょうか。

(7)海外旅行保険の検討

旅行がキャンセルになるリスクに備えることも大事ですが、旅行中のリスクに備えるのはさらに重要です。特に海外では当然日本の健康保険がきかないため医療費は全額負担、しかも海外は医療費が高いことが多く、数百万円〜数千万円の高額な請求をされたらとても支払えません。保険に入っておらず治療費が支払えないと判断されると処置してもらえないこともありますので、海外旅行保険の加入はとても重要な準備の一つです。ネット申し込みが可能な保険会社なら出発当日でもスマホなどで申し込めます。

まとめ

海外旅行を存分に楽しむには事前の準備がとても大切です。旅先でどんなに困ることがあっても旅行の一部として楽しめる方はいいかもしれませんが、もしそうでなければ入念な準備をしておきましょう。そうすることで旅行の内容にだけ集中することができ、思い出に残る素敵な旅行を楽しめること間違いなしです。