ペット保険比較トップ > もっと知りたい!つばきのペット保険
業界初(※1)、飼い主の補償も付いたペット医療保険が2024年12月にインターネットでの取り扱いが始まりました。当サイトでは2025年◯◯月から販売が始まります。販売に先立ち、熊谷社長に商品に込めた思いや岩手県大船渡市で事業を営む意味、ユニークな商品群やその特長などをお聞きしてきました。
※1 業界初の根拠など明示できるものはございますか?
「2011年3月、突然起こった東日本大震災。父の故郷であり、私が小学校から10年間過ごした大船渡は甚大な被害がありました。」
当時は別のペット保険会社で営業部長を務めていました。会社で東北のために何かできることはないかと議論が重ねましたが、実際に何かを形として実現し震災復興に寄与することはできませんでした。それから8年の月日が流れ、自らペット保険会社を創業する時がやってきました。
復興半ばの大船渡の風景
「震災後の東北沿岸部は空き地ばかりで復興が進まない。」「日本全国の人口減少率ワースト3は北東北の三県(青森、岩手、秋田)が占めている。」空き家問題、雇用創出、高齢化等々…。課題は山積みだが「大船渡で保険会社を営むことで震災復興、地域創生などの分野でも現状の改善に貢献できるのではないか。」と考えました。
岩手県内初の保険会社を作り、大船渡市を中心に人材を募集、空き家となった農協の支店を本社社屋として使用するなど、活気作りや雇用創出、空き家問題に貢献しています。岩手県で保険会社を作るにあたり、他に例がなかったために監督官庁から「なぜ岩手なのですか?名義だけ岩手で実質東京の会社、みたいなことは認められないですよ。」とも言われました。それだけめずらしかったのですね。
農協の支店を活用したつばき少額短期保険会社の本社社屋
飼えなくなるリスクとは、飼い主が亡くなったり、高度障害になったりしてペットの飼育継続ができない状況のことを意味します。
ヒトの子どものように成人して巣立つことがないのがペット。飼い始めたらその命を全うするまで責任を持たなければなりませんが、飼えなくなった時のために準備している方は少数なのが現状です。
本来であれば飼い主が飼い続けられなくなっても、同居の家族が飼い続ける、別居の家族に飼ってもらう、近隣のペット仲間に引き取ってもらうなど、大きく飼育環境が変わらないのが理想です。ところがそうもいかない場合も多くありまして、その場合には他の選択肢が考えられますが、動物愛護センターに連れていくことは「殺処分」の可能性もありますので絶対に避けたいところです。
「たくす」はこういった最悪のケースを防ぎたくて生まれた商品です。
具体的な補償内容は、ペットの動物病院での通院・入院・手術費用をカバーするだけでなく、飼い主が死亡または高度障害になったときに終生飼育施設に飼育を委託するための費用として「飼い主死亡保険金/飼い主高度障害保険金」150万円を、飼い主が長期(連続した30日以上)に入院したときにペットをホテルに預ける費用として「飼い主長期療養保険金」10万円をお支払いします。
補償以外のサービスとして「終生飼育サポートコンシェルジュ」があります。「たくす」ご契約後には終生飼育についてしっかりと向き合って考え、終生飼育施設を探すことをおすすめしていますが、ほとんどの方にとって初めてのことです。そこで終生飼育についてのご相談から施設探し、施設との契約手続きサポート、飼育施設への入居サポートなどを専門の終生飼育サポートコンシェルジュがしっかりと伴走する体制を整えました。「初めてしっかりと具体的にペットの終生飼育に向き合うことができた。」と飼い主さんから高い評価をいただいています。
改正動物愛護管理法で「終生飼養」が明記されて10数年。飼えなくなるリスクに備えるための”保険”というハード面を整えることも大切ですが、この商品をきっかけにして「ペットの幸せな命を全うする」「ペットが終生元気に暮らせることを大切に考える」というソフト面もさらに向上して欲しいと願っています。
例えば、一人暮らしでペットを飼いたいシニア、シニア夫婦(※2)もいらっしゃいます。「先代ワンコが亡くなってしまってとても寂しい。新たにペットを飼いたいけれど私も歳だし、…」と諦めてしまうでしょう。諦めきれなくてペットショップに行ったとしても売ってくれない、保護団体でも里親として認定できないケースが多いのです(※3)。これは改正動物愛護管理法に則った正しいことですが、現状との不整合とも言える部分です。
※2 「たくす」では飼い主の年齢が64歳まで新規加入が可能。継続契約は飼い主が74歳まで可能
※3 事業所によりそれぞれ独自の規定を設けています
こういったケースでも「たくす」に加入することで販売を検討してくれている事業者さんもでてきました。シニアの方がペットを新たに飼えるようになれば、シニアの方のQOLも高めることができる商品だと考えています。
1. ペットの治療補償に飼い主の補償もつけた業界初の商品
2. ペットの幸せな生涯に貢献する商品
3. 飼い主のQOL向上に貢献可能な商品
正式名称:飼い主補償特約付ペット医療保険
商品名:たくす
2024年3月 一部代理店により販売開始
2024年7月 全代理店による販売開始
2024年12月 インターネットでの取り扱いを開始
この商品は動物病院で予防接種(ワクチン)を打った後に稀に起こる副反応による治療費用を補償します。ワクチンの接種後、体質やその時の体調によって副反応が出る時があります。時にはアナフィラキシーショックのようにすぐに対応が必要なケースがありますので、この保険では治療費用だけでなく「夜間診療費用」「往診の診療費用」も「100%補償」でカバーします。
これは一般向けの商品ではなく、ワクチン接種を行う動物病院様に飼い主向けのサービスとしてご加入いただく商品です。
保護団体から犬・猫を里親として引き取る場合、環境や性格、相性などを確認するためにお試し期間を設けるケースがよくあります。その1ヶ月程度のお試し期間中を補償する保険を保護団体さん向けに作りました。お試し期間後に譲渡が決定した際には、ペットが正式に引き取られたその日から補償が始まる保険にシームレスに保険を乗り継ぐことができるよう商品設計した、里親さん向けのペット保険も作りました。
なぜなら、譲渡が決まった後に例えばインターネットからペット保険を探した場合、「待機期間」と呼ばれる補償されない期間が発生することがほとんどです。ペットにとっては譲渡によって環境が大きく変わってストレスがかかる時期ですから、この時期に補償期間の空白を作ることは避けなければなりません。そう考えた結果、里親向けのペット保険が生まれました。
大きな市場のニーズに応えるため、通常のペット医療保険も商品として持っていますが、ペットの立場、飼い主の立場で本当に必要なニッチな商品を開発し販売しています。今回インターネット販売を始める「たくす」も2019年の開業当初から商品として認可を得ていたものです。ペットの終生飼育についてしっかりと本気で考えたい、考えなければ、という方にしっかりとお役に立てる商品です。ぜひ、ご検討ください。
世の中には2種類の経営者がいます。一つは経営の効果効率を最大限に求めて利益を出すことのみを主な目的とする経営者。もう一つは、利益の確保は手段にすぎず、自身の描く理想の社会を事業内容やその結果で実現しようとする経営者。
つばき少額短期保険の熊谷社長は一点の曇りもなく後者でした。高齢化社会を迎えた日本が抱えるペットの終生飼育の問題、ワクチン接種直後の副反応やペット譲渡時の補償の空白時期の問題など、細やかな心配りがとても印象に残ります。本社を岩手県大船渡に構えることで震災復興、地域創生にも貢献したいという思いもとてもよく伝わってきました。
ペット保険をご検討の際は、つばき保険の商品をぜひ選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
【保険会社承認番号】
つばき少額短期保険 : tbk-202503-0387
【ペット保険募集代理店】
合同会社東京六大陸
神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-9-18 R1
【代理店の立場】
当社は保険会社の代理店であり当サイト上で保険契約の締結の媒介を行うものです。保険契約締結の代理権および告知受領権は有しておりません。