ペット保険という事業ドメインを成功に導いた窓口精算システム
ペット保険は国内で14社(2017年5月時点)あり、アニコム損保は、長期にわたり国内ペット保険シェアNO.1 *1 であり、2014年には東証1部上場と大成功を収めています。
ただし、アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は決して保険料の安いペット保険ではありません。
支持され続ける理由の一つには、業界初、世界初の動物病院での窓口精算システムが挙げられます。
実は2000年にアニコム(共済)が誕生するまで、国内ペット保険・共済を取り扱う会社で、成功例がありませんでした。その原因は、保険契約者様が病院の窓口で医療費を全額支払いその後保険会社に請求するという形は、手間がかかるからです。
こうした問題点を考慮しアニコムの窓口決済システムは、保険契約者だけではなく、動物病院にもメリットがあることで普及しました。
アニコムの窓口決済システムは、病院の窓口で人間の健康保険のように使うことができるようにするため「どうぶつ健康保険証」を保険契約者に配布し動物病院へのシステム導入を推進したことで、保険金請求の手間を省くことに成功しました。
また窓口決済システムが動物病院への普及に成功したのは、電子カルテと連動した保険金請求システムを構築し、病院側は電子カルテに従来の治療情報を打ち込むだけでアニコムに請求できるようにした、動物病院側に配慮した手間のかからない仕様だったからです。
現在では日本全国で、6083病院(2017年3月末)で採用されております。
保険契約者様にも動物病院にも喜ばれるシステムがアニコム損保の窓口決済システムなのです。
窓口精算対応外病院では「LINE」で3分、保険金精算!
また、窓口決済システムを導入していない動物病院はこれまで、郵送で保険金請求の手続きをしていただく必要がありましたが、アニコム損保では2017年5月17日から、業界初の「LINE」で保険請求が3分で可能な新サービスを開始しました。
ご契約者の負担をさらに軽減することを目指し、国民の多数が利用している身近なアプリである「LINE」を用いた保険金請求サービスを導入することとで、より保険契約様の利便性向上を実現したのです。
また併せて“お問い合わせサービス”も同時スタートをされております。
※シェアは、各社の2014年の新規契約件数から算出しています。
(株)富士経済発行「2015年ペット関連市場マーケティング総覧」調査