【免責金額について】

免責金額を設定した際の、契約者側のメリットとデメリット。

免責金額の設定があるプランの場合は、免責金額に設定された額の治療費は100%自己負担となります。
例えば、 「保障割合80%・免責金額7500円」 のプランにご加入の場合で、通院治療費が2万円だったケースでは自己負担額と保険金額は以下のようになります。

例)保障割合80% / 免責金額7,500円 のケース
 ■免責金額   7,500円 (自己負担額1)
 ■治療費から免責金額を除いた 12,500円 の80% = 10,000円 (保険金額)
 ■治療費から免責金額を除いた 12,500円 の20% =  2,500円 (自己負担額2)

最終的に自己負担額は、10,000円。
保険金額は、10,000円 となります。

免責金額を設定することにより、動物病院での少なめの出費をご契約者様にご負担していただくことになってしまいます。しかし、ご契約者様に免責金額分をお支払いいただくことで、その分保険料を「ご提供する保障割合の割にリーズナブルに」抑えることができます。

それほど財布が痛まない小さめの出費は自分で支払い、家計に大きなダメージを与えるような大きな出費の時には保険会社を頼りにする。という形になります。 「免責金額」 を設定するという、保障割合が高めの保険をリーズナブルに確保できるこのシステムは、「相互扶助」という本来の保険の目的に沿った、保険のあるべき姿の一つなのかもしれませんね。

記事担当:小林茂和

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